私が生まれました昭和40年代は数年前に東京オリンピックがあり、戦後の復興に
ますます拍車がかかり、今の日本を形づける成長の過程でもありました。
小学生の頃に、初めて私の成長を綴じたアルバムを見たのですが、その中に、
母親がまだ妊娠中の時の写真を保存してあったのを思い出しました。
そこには
着物を着た母親が写っていて、それは着物というよりは寝間着に近いものでした。
他にも撮った写真があって、たまたまアルバムに保存されてなかっただけなのかも
しれませんが、記憶の限りでは、洋服を着た写真は一枚もなかったように思います。
祖母が裁縫の得意な人だったらしく、衣類は全て手作りだったと話していましたので、
この着物もきっとそうだったのでしょうね。
それから数十年の年月を経た現在、
マタニティ関連の商品は質もデザインも格段の進歩を遂げ、雑誌、インターネットといった
媒体を通して情報を提供されています。
また店舗などではコーナーを設けたり、
お祝いの贈り物として取り扱うようになり、妊娠しておられる方がいる、いないに関わらず、
一度や二度は目にした事もあるのではないかと思います。
マタニティには実に様々な分野があり、
産前、産後のものまで含めますと、種類、用途は膨大な数になると思われます。
それにも増して、最近では各ブランドがマタニティ関連事業に乗り出してきており、
単なる一過性だったものに、ファッションとしての要素を加える事で新たな方向性を
見出すようになってきました。
ここからは各ブランドのカラーを取り上げながら、
そのいくつかを挙げてみたいと思います。